寄生虫博物館
〒153-0064 東京都目黒区下目黒4-1-1 TEL03-3716-1264(代) FAX03-3716-2322
入館料:無料
開館時間:10時〜17時
休館日:月曜日(祝祭日の月曜日は開館)
年末・年始(12月29日〜1月4日)
交通:JR目黒駅西口から徒歩15分、またはバスで「大鳥神社前」下車
この寄生虫博物館にはもう相当前から行きたかった所だったんですよ。でも初めてこの博物館の存在を知った頃は確かまだ小学生で、ひとりで東京に遊びに行くことなど許されず、また目的地が寄生虫博物館ってことで率先して一緒に行ってくれる人もいず、引き伸ばし引き伸ばしになっていたのですが、ある日、東京での大事な予定を私のミスによりパーにしてしまい、1日フリーの日ができまして。で、せっかく東京まで来たし、何もせずに帰るのは勿体無いと思い(田舎者ですので)、かねてより行きたかったこの博物館に行くことにしました。が、急きょ決まったもので、場所が「確か目黒だったような・・・。」くらいしか分からず、仕方なく駅の本屋で地図を購入しました。 地図も買ったことだしと、意気揚々で目黒駅に到着。さて行くかと駅を出ると「おぉー!?」、道が幾重にも分かれているではありませんか。地図を見てもさっぱり分からない。これは緊急事態発生。どっちに行ったらいいのか分からないので、暫く駅周辺を行ったり来たりしていたけれども、これでは埒があかない。でも「寄生虫博物館はどこですか?」の一言がどうしても出ない!私は仕方なく野生の勘に頼ることに。 道はまっすぐ。しかし歩けど歩けど目的地に着かない。「こ、ここはどこだっ?」。どうやら私は道に迷ったらしい。近くの表札をふと見てみる。『三田』。・・・・・?・・・・・・。「は?三田?私は目黒に来たのではなかったのかっ!?」。フフ、うっかり隣町まで来てしまったようです。もちろん私は根性で来た道を戻りましたよ。あぁ戻りましたとも。 目黒駅に到着。「振り出しか・・・。」選択に残った道はあと3本。「よし、こっちだ。」(←いい加減人に聞け)。下り坂だった。私の運気もこの坂と同じなようで嫌だった。しかも暑い!「コノヤロー、コノヤロー。」心の中で呟きながら暫く歩いていました。が、神様は私を見捨ててはいなかった。「あれぞまさしく寄生虫博物館ではないか!」 というわけで、やっとの思いで寄生虫博物館に到着。みなさまも行かれる時は私の二の舞を踏まないように気をつけて下さい(余計なお世話です)。目黒駅の西口を出たら、向かって左の道に入って下さい。私は最初ガンガンまっすぐ突き進んでしまったようです。そうすると三田町には行けます。 |
想像していたのと違って、大したことなかったなぁと思いながら我が家に帰還したのですが、帰って来て買ってきたパンフレット(300円)を見て、寄生虫を侮ってはいかんと反省させられました。表紙を見た瞬間「ひぃー」。写真といえども生はきっつい。そこに載っていたものは、「ミンククジラの胃に寄生するアニサキス成虫」と「スケトウダラの肝臓表面
に寄生するアニサキス幼虫」。アニサキスはイルカやクジラに寄生して成虫となるので、人間に寄生しても成虫にはならないってことですが、日本人はイカを良く食べるので寄生されやすいのだとか。幼虫は胃などに突き刺さるらしいです。
あの可愛いイルカに、この寄生虫がいるのかと思うと、ちょっとイルカを見る目が変わりそうです。でも海の生き物はほとんど寄生されてそうですね。
そういえば、寄生虫の中に「マンソン住血吸虫」とかいうのもいましたね。さすがマンソンとか思いました。
寄生虫博物館に行ったら、2Fのミュージアムショップには寄った方がいいですよ(狭いので必ず寄ることになるとは思いますが)。私のお勧めのパンフレットもありますし、寄生虫Tシャツとか、携帯ストラップとか、アクセサリーもありましたね。なかなか可愛かったです。他にはポストカードもありました。私はちゃんと見て来ませんでしたが、どうやら写真のようだったので、友人に送ったらきっと喜ばれることでしょう。あ、本物の寄生虫が入ったキーホルダーもありました。次回行く時には色々買い込むつもりです。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||